合宿免許について学ぶ記事7選

合宿免許について学ぶ記事7選
免許合宿は通学での取得よりも、安い料金で取得できることが魅力です。 合宿免許のプランは基本的に、教習費用、宿泊費用などが一括で含まれています。プランによっては、1日3食分の食事や往復の交通費なども含まれます。 「これだけ含まれていたら、通学免許よりも高いはずでは?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。 合宿免許では一度にまとまった人数を集めることができ、スケジュールも効率的に決められるので、コストを下げられるのです。 そのため、宿泊費用などを合わせても、通学免許より安い料金で参加できます。さらに、夏休みなどの大型連休の時期に合わせたキャンペーンが開催されていることも多いので、さらに安い料金で参加できることもあります。

1.免許合宿を選ぶポイントとは?

免許合宿を選ぶときには、いくつかのポイントをおさえておくことが大切です。ここでは、どのような内容を見ておくべきか、紹介していきます。

1.プランと保証の内容

免許合宿を選ぶときは、まずプランと保証の内容を確認しましょう。講習や試験に落ちてしまうと、追加の講習料が必要になります。ですが、免許合宿プランの内容によっては講習や試験に失敗してしまっても、規定回数までは追加料金が必要ないこともあります。 免許合宿のスケジュールによっては、講習料金だけではなく、追加の宿泊費もあるので注意が必要です。1回で合格する自信がない方は、保証の内容が充実したプランを選びましょう。

2.宿泊施設や食事

免許合宿の宿泊所は、教習所専用の宿舎を用意しているところもあれば、ホテルや旅館の1室を用意していることもあります。参加者数人で宿泊する相部屋がスタンダードですが、1人用の個室や、カップル・友人用のツインルームを選べることも多いです。 料金を低くおさえたい場合や他の参加者と一緒に学びたいなら相部屋、勉強や睡眠の時間をしっかり取りたいなら個室を選びましょう。そして、食事の内容にも注目!3食付きで美味しい地元の食材が楽しめるプランもあれば、自炊で料金を抑えられるプランもあります。

3.施設周辺の環境

宿泊施設だけではなく、その周辺の環境も重要なポイントです。免許合宿では自由時間が多いので、こもって勉強するつもりの人でも、息抜きに出かける機会が自然と多くなります。歩いて行ける範囲にレジャー施設があるか、食べ歩きが可能かといった周辺情報もチェックしておきましょう。 また、他の施設から離れている場合でも無料の送迎バスが利用できたり自転車の貸し出しがあったりする教習所もあるので、その点も要チェックです。特に自炊プランを選んだ場合は、買い出しや外食に出る必要があるので、近くにコンビニなど買い物ができる施設があるかチェックしておくと便利です。

2.免許合宿の最短での卒業は約2週間

免許合宿の最短期間は約2週間です。普通MT車の最短日数は17日間(16泊17日)、普通AT車の場合は、15日間(14泊15日)で卒業となります。教習所と受ける時期によってはより短い日数で卒業できますが、ほとんどの場合はこの日数を目安と考えてください。 また、仮免保有者や自動二輪免許を持っている場合は、学科教習の免除などで最短日数が変動する場合もあります。一方で仮免試験に通らなかったり、乗り越し(復習)が発生したりした場合は最短での卒業はできません。 検定で不合格になった場合、その日のうちに試験を受けることはできないので、次の試験日まで待つ必要があります。検定日は毎週決まった日に行われるので、2~3日の延長となるでしょう。 ほかにも、教習所が休校日を設定している、夏休みなど混み合う時期は必要な日数を長めに設定している場合も最短日数が伸びてしまいます。免許合宿を申し込む時は費用だけでなく、卒業予定日もしっかり確認しましょう。

3.免許合宿の費用が安いのには理由がある!免許合宿の費用相場

免許合宿がどういうものかイメージが湧かない人もいるかもしれないので、まずは免許合宿の特徴を踏まえてから具体的な費用例を解説します。

免許合宿の特徴

免許合宿は、教習所が用意した施設に泊まりながら、短期間で免許を取得する方法です。施設は教習所に付属した合宿所を利用するところもあれば、ホテルや民泊など近くの宿泊施設を用意しているところもあります。 参加者数人で一緒に泊まる相部屋がスタンダードですが、個室を利用できることもあります。免許取得までにかかる期限は、最短で2週間です。そして免許合宿では宿泊費用を含めても、通学免許と比べて安いというメリットがあります。

免許合宿が安い理由

免許合宿の安さには、2つの理由があります。1つめの理由は、教習所が予めスケジュールを決めておけることです。通学免許の場合は、1回の教習に予約が集まりすぎて、その逆に人が少なかったりキャンセルが出たりして無駄が出てしまいます。 しかし、スケジュール通りに教習を進められる免許合宿なら、教官や教習車の数と生徒の数が釣り合わずに、無駄が出てしまうことがありません。さらに2つめの理由として、短期間で卒業させたら、すぐに新しい生徒を受け入れられます。回転率が上がれば利益も増えるので、費用を低くしても問題ないのです。

免許合宿の費用例

次は実際の免許取得にどれぐらいの費用が必要か、免許合宿と通学合宿を見比べながら確認していきましょう。ここでは首都圏で人気が高い、那須自動車学校で、相部屋・安心保証付きでAT免許を取得する場合を例に取り上げます。MT免許を取得する場合は、プラス16,200円です。
■通学プラン
273,826円(税込)
■免許合宿プラン
・4/1~7/18,9/8~10/31入校: 237,600円 ・7/19~7/25入校:259,200円 ・9/1~9/7入校:270,000円 ・7/26~8/7,8/16~8/31入校: 288,360円 ・8/8~8/15入校: 311,040円 ※すべて税込み

4.是非とも持っておきたいアイテム

まずご紹介するのは、ふたまた以上のコンセントプラグです。合宿免許では宿泊する場所によっても異なりますが、大抵の場所にはコンセントが用意されています。2週間程度の生活では当然携帯電話の充電もしなければいけませんし、ドライヤーやシェーバーといったものを使う人もいれば、ゲームやパソコンを使う人もいます。コンセントの数は場所によっても異なりますが、それほど大量に設置されていることは稀なため、前述のように多くの電子・電気機器を使用する場合にはまず足りなくなります。 そういった事態を想定して、コンセントプラグをひとつ持っていくと便利です。特に相部屋の場合は重宝します。 意外に忘れがちなのが、腕時計です。 近年は携帯電話やスマートフォンが普及しているため、時間の確認もこういったものを使うという人が多いかと思います。 しかし、合宿免許に参加する際には腕時計を持っていくと非常に便利なのです。というのも、教習の最中には携帯電話やスマートフォンは電源を切るのがマナーですし、座学の授業中もこれらを見るのはマナー違反でしょう。腕時計があれば、こうった状況でも現在の時間を知ることができます。合宿中は時間を守らなければいけないこともあるため、すぐに時間が確認できる腕時計は便利なのです。 相部屋プランで合宿免許に参加する場合、耳栓やアイマスクも持っておくと便利です。 自分ひとりで1部屋を使うシングルプランなら問題ありませんが、複数人で1部屋を使う相部屋プランであれば同居人のいびきが気になることもあります。集中力が必要な教習において、寝不足は大敵です。もしものときの対策に、耳栓を用意しておきましょう。同じく、就寝時に電気をどうするかも同居人との問題のひとつです。こういった問題も、アイマスクを用意しておけば解決できます。

5.MTとATで教習の時間が変わる!合宿免許の期間とスケジュール

免許を取得しようと思っても、具体的にどれくらいの期間や時間を費やすのかがわからない方も多いことでしょう。 それに、免許を取得するまでの期間はMT車の免許の場合とAT車の免許の場合によって異なりますし、教習所に通って免許を取得する場合と合宿所に行って免許を取得する場合によっても異なります。AT限定免許の方が早く免許の取得ができるMTとAT限定の免許は、どちらも教習所や合宿免許で取得できます。免許取得までの流れはどちらもほとんど変わらず、学科や技能教習の内容もほぼ同じです。 では、MTとAT限定で教習時間に差があるのはなぜでしょうか?答えは、技能教習の時限数にありました。

MT車・AT車の教習時間の違い

①MT車免許の教習時間
学科教習 技能教習 第一段階 10時限 15時限以上 第二段階 16時限 19時限以上 合計時間 26時限 34時限以上 総合計時間:最短で60時限
②AT車限定の免許の教習時間
学科教習 技能教習 第一段階 10時限 12時限以上 第二段階 16時限 19時限以上 合計時間 26時限 31時限以上 総合計時間:最短で57時限 上の表を見ると、AT限定の場合、第一段階での技能教習の時限がMTよりも短いことがわかります。 MTの場合、シフト操作のための技能教習も割り当てられているのですが、AT限定の場合はシフト操作をすることがないため、その分割り当てられている時限数が少ないのです。

6.合宿免許は断然カップルプラン!恋人と一緒に楽しく免許を取る秘訣

恋人と一緒に合宿免許を利用したいと思うあなたにピッタリなのが、カップルプランです。男女で利用できるカップルプランは、恋人だけでなく、夫婦で免許を取りたい方や兄妹で利用したい方にも人気があります。 こちらでは、どのようなプラン内容なのか、どんな施設に宿泊することになるのか、詳しく説明するので参考にしてください。また、カップルプランの料金や、メリット・デメリット、利用時の注意点についても知ることができますよ。

7.バイク・自動車免許は何歳から免許取得できる?

バイク免許の場合、16歳から取得することができます。15歳(中学3年生)でも教習所への入校が可能ですが、卒業検定時(技能最終試験)には16歳の誕生日を迎えていなければなりません。自動車教習所によっては16歳の誕生日の1か月前、合宿免許であれば誕生日の1週間前から入校可能なところが多いです。 早めにバイク免許を取得する場合、講習の流れは以下になります。 教習所入校~第一段階(学科/校内技能)→15歳 第二段階(学科/校内技能) →15歳 卒業検定(技能最終試験) →16歳 教習所卒業→16歳 普通二輪免許MT車(所持免許なし)を取得するには学科26時限、技能19時限以上の教習を行う定めがあり、順調にいけば最短9日間で卒業・免許取得することができます。16歳の誕生日と同時に免許を取得したいと考えているなら、教習所に相談して最短で卒業できるスケジュールを組んでもらいましょう。”