合宿免許での免許取得を検討中の方にとって、気になるのはそのスケジュールですよね。どのような教習内容なのか、1日の流れはどのようなものなのか、事前に把握しておくことで、より安心して合宿免許に臨めるはずです。この記事では、合宿免許のスケジュールを徹底的に解説します。
合宿免許の流れをステップごとに解説
・申し込みから出発までの流れ
合宿に参加する際は、まずは受講したい自動車教習所のホームページや電話で予約を取りましょう。予約方法と、支払い方法が確定後、所定の書類(予約確認書、振り込み案内書、出発案内書)が届きます。運転免許ローンを利用したいという方は、早めに対処しておきましょう。入金、または審査ローンが完了したら、いよいよ契約が成立。
必要な書類を備え、交通機関を利用して、出発という形になります。書類をなくしたり、遅刻したりすると、入校できなくなってしまうので、持ち物はしっかりと保管し、交通機関についても遅れることがないよう、予約を取っておくことが大切です。
・入校後から卒業までの流れ
入校する前にまず行うことの1つが「適性検査」です。視力や聴力を検査するだけの簡単なものですが、適性検査の結果によっては、入校できないケースがあります。視力や聴力に自信がない方は、あらかじめ、各都道府県の運転免許試験場で検査を受けておくといいでしょう。
入校する前にまず行うことの1つが「適性検査」です。視力や聴力を検査するだけの簡単なものですが、適性検査の結果によっては、入校できないケースがあります。視力や聴力に自信がない方は、あらかじめ、各都道府県の運転免許試験場で検査を受けておくといいでしょう。
・交付手続きのやり方
交付手続きをする際は、住民票のある都道府県が指定している運転免許試験場をチェックし、必ず受験日や時間に遅れないように注意しましょう。
・交付手続きを行う際に、必要な持ち物
卒業証明書(教習所発行)、仮免許(教習所発行)、申請書(免許センター)、受験票(免許センター)、証明写真1枚、申請・受講手数料、鉛筆・消しゴム、本籍地が記載された住民票または免許証。
合宿免許2週間の教習内容:第一段階と第二段階を詳しく解説
合宿は2週間で行われ、最初の1週間が仮免許を取得する「第一段階」、本格的な免許を取得する検定が行われる2週間目が「第二段階」です。
・第一段階
1日目 |
第一段階(2~6日目) |
7日目 |
・入校説明・手続き
・適性検査
・学科教習
・技能教習 |
・学科教習
・技能教習
・効果測定
・みきわめ(修了検定に進めるか否かをチェックする技能教習) |
・修了検定
・仮免許学科試験 |
1日目は入校手続きや説明、適性検査、学科教習、技能教習が主な内容となっています。
・学科教習は主に、車を運転する上での交通ルールや心構えなどです。第一段階では仮免許取得までに合計10限ほどの受講が必要です。
・技能教習は、車を運転する実技試験で、運転技術を学んでいきます。第一段階ではAT車は12時限、MT車は15時限の受講が必要です。
・効果測定は、仮免許学科試験対策の模擬試験で、50問中、45問以上の正解で合格になります。
・修了検定は第一段階終了後に行われる技能検定です。70点以上で合格です。
・仮免許学科試験は仮免許交付のための学科試験で、50問のうち、45問以上の正解で合格です。
・第二段階
第二段階(8~13日目) |
・学科教習
・技能教習
・効果測定
・みきわめ(卒業検定に進めるか否かをチェックする技能教習) |
・卒業検定
第二段階の教習が終了後、最終日が卒業検定になります。規定の路上コースを走行し、運転技能を測り、70点以上を取れば、合格となります。
合宿免許の1日のスケジュール
ここで、合宿免許のより具体的な1日のスケジュールを見ていきましょう。
第一段階の1日のスケジュール例
時間 |
内容 |
8:50~9:40 |
技能教習①(50分) |
9:50~11:40 |
学科教習(110分) |
12:30~13:30 |
昼休み(60分) |
13:30~15:30 |
フリータイム(120分) |
15:30~16:20 |
技能教習②(50分) |
17:30~18:20 |
学科教習(50分) |
第二段階の1日のスケジュール例
時間 |
内容 |
8:50~9:40 |
空き時間(自習など) |
9:50~11:40 |
技能教習①②(110分) |
12:30~13:30 |
昼休み(60分) |
13:30~15:30 |
学科教習(120分) |
15:30~16:20 |
フリータイム(50分) |
17:30~18:20 |
技能教習③(50分) |
18:30~19:20 |
学科教習(50分) |
ポイント:
- 技能教習は1時限50分
- 学科教習は1時限50分または2時限連続100分
- 昼休みは1時間程度
- フリータイムは教習所やプランによって異なる
- 第二段階では、1日に3時限まで技能教習が可能(ただし、連続して2時限受講した場合、1時間の休憩が必要)
- 高速道路での運転教習を行う場合もある
合宿免許中の自由時間の活用法:リフレッシュも忘れずに!
合宿免許は教習だけでなく、自由時間も楽しむことができます。教習所によっては、さまざまな施設やサービスが用意されています。
- 観光: 教習所周辺の観光スポットを巡ったり、ご当地グルメを堪能したりできます。
- リフレッシュ: 宿泊施設でゆっくり休んだり、漫画やゲームを楽しんだりできます。
- 自習: 教習で学んだことを復習したり、学科試験対策をしたりできます。
- その他: 教習所によっては、リフレッシュルームが設けられていたり、周辺のレストランで使える食事券が配布されるなど、さまざまなサービスがあります。
まとめ:合宿免許のスケジュールを事前に把握して充実した2週間に
2週間という時間を効率よく使って、免許取得や観光などを楽しむためにも、合宿免許のスケジュールを把握しておくことは大切です。時間を有意義に使って、素敵な合宿にしてください。